3月クラブレース

スタート


3月17日(日)08:00-16:00
参加者:渡辺クルー、三島クルー
コース:エメラルド
順位:参加10艇DNF
風向・風速:北西~西~南西~北東、無風~強風、晴れのち雨

土曜日の練習は片峯クルーも参加して行いました。かなりの強風であったため、ジェネカ―の練習ができなかったのが心残りでしたが、強風下でタック練習のみを行いました。

今朝は昨日と打って変わり微風です。五か所湾口を流し込みスタートで、早速ジェネカ―を展開して沖寄りで行きましたが、カツオノビラシは6位の回航でした。その後、またジェネカ―を再展張し航行しましたが、ジャイブの際に巻き取ることをせず、前から回そうとしたため上手くいかず、これが悲劇を生む結果になりました。渡辺クルーに四苦八苦してもらってもらちが明かず、最後にはオートパイロットにして自分と二人で行い何とか展開したまま降ろすことができました。しかし、スピンシートの後始末が悪く、これが海面下のプロペラに巻き付いたことを知ったのはかなり後でした。

浜島浮標近くに達したら風が25ktオーバーとなって、加えてジブが絡み航行不能状態に陥り、エンジンをかけようにもすぐに止まってしまいます。諦めて帆走を決意するもジブが絡んでいるため思うに任せません。座礁の危険もありましたが、何とかやり過ごし、ジブの絡みは渡辺クルーがドライバーを使っての奮闘のおかげでクリアできました。結局エンジンがダメなので、本部艇に曳航してもらい無事帰港しました。何より皆大きなけががなかったことが何よりの幸いでした。

今回の件は自分の責任に間違いなく、この穴埋めと言うわけではありませんが、自分で潜ってスピンシートを切る決意をし、学生時代以来となるウェットスーツを着て潜りました。思ったほど寒くはなく、ただシートは全て切断できずにジングとペラの間に挟まった分がどうしても取らなかったため、後はマリーナにお願いしました。

ジェネカ―の研究は急務であり、今月末に巻き取りの研究をするつもりです。渡辺、三島クルーともに分からないなりに、私の激しい指示にも関わらずよく頑張ってくれたおかげで何とかなりました。同時にやはり三島クルーを早く鍛え上げ、通常の仕事が当たり前にできるようにすることも大きな課題です。実際ヨットも仕事も同じであり、ヨットで仕事の要領をつかめば、仕事にも生きるため次回から基本動作を一つ一つ教えていく所存です。

久しぶりに危険な目にあいましたが、やはり基本動作を疎かにしたことが原因であり、もう反省するとともに、ジェネカ―の研究をすることで次回に生かす所存です。来月は片峯クルーも加わりフルメンバーでの出場なので上位入賞を目指します。


浜島浮標へ向け航行、この後に惨事に会う