6月エメラルドカップ

ウェザー回航後


6月16日(日)08:00-10:30
参加者:渡辺クルーとのダブルハンド
コース:湾内2周
順位:参加8艇着順4位、修正4位
風向・風速:西 中風~強風、晴れ

日本の南にある低気圧の影響で土曜日は激しい雨と風で練習できませんでしたが、予報では日曜日は西の微風になる見込みでした。ところが今日は雨は止んだものの朝から風が強く、レース用セールは止めてダクロンセールで出場としました、なお、今回は三島クルーが仕事であったため、渡辺クルーとのダブルハンドで、コースは艇長会議でエメラルドは危険と言うことで湾内2周になりました。

スタートまでの間の練習でも風が強いため、艇の制御が難しい状況になることもしばしばでした。スタートは第二線でしたが、悪くもありません。風は15kt以上吹いており、マリーナの岡さんの話によれば最大35ktだったそうです。最初の赤ブイを回ったところで、アズがメインセールが破れて棄権しました。近くにはスサノオがいますが、最初のツブリコまでの間に何とか抜くことができ、その代わり、アサマには抜きつ抜かれつで、最終的に我艇のブームバングが破損したため、ブームの制御ができず、フルメインであるにもかかわらずワンポイントリーフのアサマに追い付けませんでした。結局アサマに40秒遅れてゴールとなりました。
今回のレースで強風の中でのシバーにより、ブームバング破損、ジブファーらも調子が悪く結局最後もセールを巻き取れない状況でした。船齢は7年ですが、やはり少しずつトラブルが出始めており、毎月一回は点検が必要な状況です。今回の教訓は、定期メンテナンスのの重要性であり、早速次回は前日に十分機能点検したのちにレースに臨みます。


1回目ツブリコ

最後の赤ブイ

成績


4月クラブレース

2レグ


5月19日(日)10:00-12:00
参加者:渡辺クルー、三島クルー
コース:湾内
順位:参加11艇着順4位、修正10位
風向・風速:南東~北東 中風、曇り

4月は自分の都合が合わず欠場、今回は3名で出場です。土曜日昼過ぎにマリーナに到着、早速練習をする準備をしましたが、風がかなりきつい状況です。一番やりたかったジェネカ―の手順確認、ジャイブ練習はできる状態ではないので諦め通常のタック練習のみとしました。強烈なブローが入る状況でリーフロープがスターンパルピットに引っ掛かりワンポイントリーフが使えなくなってしまいました。これ以上練習しても艇を壊す羽目になるため諦めました。

本日は朝ぱらっと雨が降り、曇りですが風は大してなさそうです。しかし昨日同様風が上がってくると判断しジェネカ―の偽装はせずに出艇、しかしスタート時には微風まで落ちてアウター有利で2線スタート、1レグは悪くなく、微風であったためジェネカ―の準備ができるほどでした。
赤ブイを回り、風が北東に振れて上がってきており、ジェネカ―、コードゼロ搭載艇は軒並み上り切れない状況で、抜けるチャンスでしたが前にいたアサマは上手くセールチェンジをしてその差は小さくなりません。結局着順4位、前年度優勝したため3%の原点があるため結局10位と言う結果に終わりました。今回は大したミスもなく、渡辺クルーの技量も上がってきており、加えて三島クルーもまだ各部の名称等覚えきれてませんが、今日のレースはまずまずの働きで将来が楽しみです。ヨットレースは仕事に要求される要素を多く包含しており、目指すところはヨット部員がダントツの仕事力をつけることです。
今回のレースの教訓は、
1.風が強くてもジェネカ―の偽装は必ずする
2.アウター有利でもあまり左側に突っこみすぎない

来月はエメラルド、3月のリベンジをすべく来週、前日の練習をしっかりして臨み、上位入賞を目指します。


スタート

最終レグ


3月クラブレース

スタート


3月17日(日)08:00-16:00
参加者:渡辺クルー、三島クルー
コース:エメラルド
順位:参加10艇DNF
風向・風速:北西~西~南西~北東、無風~強風、晴れのち雨

土曜日の練習は片峯クルーも参加して行いました。かなりの強風であったため、ジェネカ―の練習ができなかったのが心残りでしたが、強風下でタック練習のみを行いました。

今朝は昨日と打って変わり微風です。五か所湾口を流し込みスタートで、早速ジェネカ―を展開して沖寄りで行きましたが、カツオノビラシは6位の回航でした。その後、またジェネカ―を再展張し航行しましたが、ジャイブの際に巻き取ることをせず、前から回そうとしたため上手くいかず、これが悲劇を生む結果になりました。渡辺クルーに四苦八苦してもらってもらちが明かず、最後にはオートパイロットにして自分と二人で行い何とか展開したまま降ろすことができました。しかし、スピンシートの後始末が悪く、これが海面下のプロペラに巻き付いたことを知ったのはかなり後でした。

浜島浮標近くに達したら風が25ktオーバーとなって、加えてジブが絡み航行不能状態に陥り、エンジンをかけようにもすぐに止まってしまいます。諦めて帆走を決意するもジブが絡んでいるため思うに任せません。座礁の危険もありましたが、何とかやり過ごし、ジブの絡みは渡辺クルーがドライバーを使っての奮闘のおかげでクリアできました。結局エンジンがダメなので、本部艇に曳航してもらい無事帰港しました。何より皆大きなけががなかったことが何よりの幸いでした。

今回の件は自分の責任に間違いなく、この穴埋めと言うわけではありませんが、自分で潜ってスピンシートを切る決意をし、学生時代以来となるウェットスーツを着て潜りました。思ったほど寒くはなく、ただシートは全て切断できずにジングとペラの間に挟まった分がどうしても取らなかったため、後はマリーナにお願いしました。

ジェネカ―の研究は急務であり、今月末に巻き取りの研究をするつもりです。渡辺、三島クルーともに分からないなりに、私の激しい指示にも関わらずよく頑張ってくれたおかげで何とかなりました。同時にやはり三島クルーを早く鍛え上げ、通常の仕事が当たり前にできるようにすることも大きな課題です。実際ヨットも仕事も同じであり、ヨットで仕事の要領をつかめば、仕事にも生きるため次回から基本動作を一つ一つ教えていく所存です。

久しぶりに危険な目にあいましたが、やはり基本動作を疎かにしたことが原因であり、もう反省するとともに、ジェネカ―の研究をすることで次回に生かす所存です。来月は片峯クルーも加わりフルメンバーでの出場なので上位入賞を目指します。


浜島浮標へ向け航行、この後に惨事に会う


2月クラブレース

スタート


2月17日(日)10:00-12:00
参加者:三島クルー、片峯クルー
コース:湾内
順位:参加11艇中着順6位、修正9位
風向・風速:北西~北、無風~強風、晴れ

今月は渡辺クルーが試験のためお休み、三島・片峯クルーは二人とも初心者なので、参加することを目的にレースに臨みました。それでも土曜日は1時間30分ほど三島クルーと一緒にタック練習をし、少しだけ習熟してもらいました。
レース当日8時30分には片峯クルーも合流し、出港しました。スタート30分前から練習を開始しましたが、風が上がってきて厳しいコンデションです。何とかスタートは第一線で切れ、赤ブイまでは艇団が右に行きましたが、我艇は左海面に行き正解でした。ブローが何か所かあり、右の艇団を離すことができました。ツブリコまでは後続艇団と結構差がありましたが、徐々に追い上げられてきて、2度目の赤ブイ回航前に決定的なミスをしました。風が落ちてきたので艇速重視で上り気味に走らせたところ、ラムラインを行ったスサノオはじめ数艇に抜かれてしまいました。後でわかりましたが、そこにはブローがあり、上手く風に乗っていたとのことでした。最終レグの上りで何とか追いかけるべく努力しましたが、3艇に先を越され結局着順は6位でした。昨年優勝と言うこともあり3%のハンディーがつくため、修正は9位となり、まあ想定内の成績でしたが、あのミスだけは悔やまれます。
今後は先行していたら、とにかく後続艇を押さえる戦略が不可欠であり、以後気を付ける所存です。
来月はエメラルドカップ、ジェネカ―をマスターし上位入賞を目指します。


失敗した赤ブイ回航

成績


2019年1月レース

赤ブイ


1月20日(日)10:00-13:00
参加者:渡辺クルーとのダブルハンド
コース:湾内
順位:参加12艇中着順4位、修正7位
風向・風速:北西~北、無風~中風、晴れ・曇り

我艇の課題はジェネカ―のマスターに尽きるため、土曜日は微風なので十分な練習をするつもりが、修理に出していたことを失念しており断念せざるを得ませんでした。フリーで負けることが予想されるため、ポールレスでスピンセールをはる練習だけを行いました。

日曜日はマリーナ内は無風でしたが、レース海面は徐々に風速が上がってきており、ダブルハンドではきついくらいです。まずまずのスタートでしたが、コース取りが悪かったせいかウェザーマークは、4-5番手でした。フリーになって迷いましたが、そのままスピン無しで行くことに決めたため、何艇かに抜かれる羽目になりました。
気を取り直して次の上りで頑張り、ツブリコ直前のカームで4番手になり、何とかそのままゴールできました。途中スピンを上げましたが、やはりクオーターが限界ですぐに降ろしました。しかし練習の成果は発揮されたため、意義はありました。

翌月は渡辺クルーは試験のため休場であるため、ジェネカ―の特訓は3月に持ち越しです。今年の課題はジェネカ―のマスターに尽きるため、目標が達成できるように練習を積み上げます。


ツブリコ回航後

成績